プロフィール
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Author:Cattery DRACAENA
千葉県我孫子市でエキゾチック専門の小さなキャッテリーをしています。 2015年度からは更に理想のエキゾを追い求めて外産を迎え、ブリーディングしていきます。 登録番号:13-松健福371-2 有効期限:2023.05.01
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子猫の出産情報について その2
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我が家の女の子も春が近づいています。4月中旬には、写真のような子猫が誕生してくると思います。健康で性格が良いエキゾチックを飼いたいとお考えの方はお問合せをお待ちしております。家族の一員としてお迎えされるなら、性別、カラーよりも健康第一です。前回も掲載しましたが、動物は飼う前が一番大切で、飼ってしまった後に病気が判明しても手遅れです(心臓肥大症・PKD1.2.3は不治の病です)どんなに治療費をかけても延命措置しかできない現実が待ち受けています。
今まで連載した外国産は今年輸入されてくる予定の猫です。他にも、すでに代金は支払い済みで猫だけが決まっていない場合もあり、決まれば掲載したいと思います。我が家で産まれた子猫や親猫を見たい方はインスタID:chihiro0064を見てください
4月に産まれてくる子猫のお父さんはプーチン君です。今年の秋からはゴルちゃんもお父さんになるかもしれません。
エキゾチックの子猫を見つけたら、運命だと思わず、
1.両親が繁殖しても良い猫ですか?(CFAナンバーが取れますか?) 2.遺伝的な病気は検査していますか?(DNA遺伝子検査結果表を見せてもらえましたか?) 3.毎月のように販売サイトやブログに子猫が産まれていませんか? 4.お耳や鼻は小さいですか?(ショーに出さなければ、気にしなくてもOK) 5.手足は太くて短いですか? 6.顔がゆがんではいませんか? 7.尻尾は曲がっていませんか? 8.気に入った子猫の欠点を説明されましたか? 9.軟便ではありませんか? 10.飼われている猫をすべて見せてくれましたか? 11.家の中から動物特有な匂いはしていませんか? 12.遠方だから、見に来なくても空輸してあげますと言われませんでしたか?
プーチン君 2歳 ブラック&ホワイト ヴァン

CRYSTAL BOY

ZUU

CRYSTAL GIRL

ゴルちゃん 1歳 レッドタビー&ホワイト ヴァン

昨日(3月6日)に掲載しました事を、安易に飼われる前に、皆さんも読んでいただき、そして考えて欲しいと思っています。私が 情熱をもってエキゾチックのブリードを続けられるのは もう長くないかもしれませが、せめて後任には、良い形でバトンタッチできるよう、そして飼い主と動物がともに幸せな道を歩めるよう願いをこめて書きました
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子猫の出産情報について その1 ( 知っておきたい 10ヶ条 )
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エキゾチックショートヘアーはインターネットの販売サイトでもたくさん掲載される事が多くなってきています。それを見てエキゾチックショートヘアーに興味を持たれる方もいるかと思います。貴方がだまされないためには、最低限は下記の事を知っておいた方が良いと思います。飼ってしまえば家族の一員なので、両親が繁殖してはいけない猫だったり、病気が判明しても手放せなくなります。だからこそ、飼われる前 つまり探している時が一番大切 かと思います。ブリードしている方が、エキゾチックとは関係がない品種を繁殖していたり、毎月のように子猫が産まれたりしているのをみたら、運命の子猫と出会ったなどと思わないで、踏みとどまる気持ちにならないといけません
エキゾチックショートヘアーを飼われる前に知っておきた事
長年の経験と個人的主幹に基づいて、実務の中で私が学んできた事です。私のように痛い目に合う方を一人でも少なくしたいと思い、参考までに書かさせていただきます。エキゾチック、ペルシャ、チンチラに多い遺伝的疾患の猫が、少しでも不幸な猫をなくしていくためには、無責任な営利目的の方から飼わない事が一番だと思います。繁殖家は売れなくなれば、その時に人気がある品種(売れる品種)に移りかわっていきます。
1. PKD遺伝 (多発性嚢胞腎) は検査済み
PKD検査済みと書いてあるのは、PKD1の事です。PKDには PKD1 . PKD2 .PKD3 もあるので安易にその言葉を信じない方が良いと思います。PKDについて言えるのは、私が知る範囲で動物医学で検査ができるのはPKD 1 だけだと思います。勿論、両親の検査証明を見せてもらえないのは論外です。
PKD遺伝子検査が検査済みと、堂々と書かれている方に、過去何代にわたり両親のDNA遺伝子疾患検査を実施されているか聞いてみましょう。ホームページにPKDネガティブと書かれていながら、PKDの子猫がいるのは何なの?と思う方もいます。
2. 生体保障について
引渡後1ヶ月以内に先天性疾患での死亡については、返金、もしくは同等の仔猫と交換致しますと書かれている方がいますが、先天性疾患は、DNA遺伝子検査が未検査の場合には、数年してから症状が表面化して動物病院でエコー検査やCT検査をして初めて判明するので、その時には保障外となっています。
3. エキゾチックショートヘアーの、ショート、ミディアム(セミロング)、ロングについて
エキゾチックショートヘアーは、ショートかロングしかありません。ミディアム(セミロング)などはありません。成猫になった時に、中途半端な毛の長さがいるのは事実ですが、子猫の時に、その猫が将来どの程度毛が長くなるかは予測不能です。だから、ショートかロングで表記します。
そういうあいまいな表現を使って募集する時点で、すでにクエスチョンマークがついてしまいます。おそらく、ショートの方が金額が若干高めなので、高く売りたい一心で書かれているのかと思います。
4. 子猫の見学は玄関先
玄関先での対応は、猫風邪などの病気を防ぐためと一見まともな考えのように思えますが、ブリーダーならば、子猫だけでなく、子猫の両親や飼っている環境も見て欲しいのが一般的です。それが見せられないのは、見せられない なにかしらの理由があると思います。
遠方だから見学には行けない?という話をした時、見学に来た事にして空輸してあげるなんて言われたら、それは法律に反している行為なので、保健所に通報する事が大切です。
5. CFA・TICAのナンバーが無い猫
キャットショーに出す出さないは別にして、両親が国内血統書以外にナンバーがない猫は、繁殖不可でペットとしてお譲りした猫を勝手に繁殖している悪徳ブリーダーの可能性があります。お友達を使ったり、子ブリーダーを使ったり、なかにはジャッジを使ったりして、まともなブリーダーをダマして手にいれた猫の可能性があります。
ブリーダーはキャットショーで通用するスタンダードに近い猫をブリードしようとします。したがって、ブリード可でお譲りする場合には、将来ショーキャットが産まれた時の事を考えて、ショーナンバーをつけて譲渡します。繁殖家は口では良い事を言いますが、売れる猫をブリードします。だから、ショーナンバーも関係ないし、血統も考えないで交配をしようとします。両親がショーナンバーがあるかどうかは非常に重要です
繁殖不可でお譲した猫を無断で繁殖する行為は、弁護士いわく詐欺罪に該当するそうです。
6.飼われている匹数・品種
個人の家庭で飼われる場合、一人で面倒を見れるのは10匹が限度かと思います。匹数が多いほど、病気が蔓延していたり、お腹に寄生虫がいても、全部を治せるのかは不可能に近いです。北海道から沖縄にいたるまで、エキゾチックを繁殖している方はほとんど知っていますが、その中で本物のブリーダーと言えるのは数人しかいないと思います。、
私がキャットショーにちょくちょく行き、ショーカタログを買ってくるのは、だれがどの血統ラインを使っていて、また、どんな方にお譲りしているかを知るためです。類は友を呼ぶ まさにことわざの通りの人間関係がわかります。そういう方のブログやHPを見てみると、エキゾチック以外の猫種をブリードしている方が多い事に気が付きます。
7.外国産だから安心?両親がチャンピオンだから優秀・健康?
海外から輸入した猫が、遺伝的疾患を持っていたり、来日してから真菌(カビ・水虫)を発症したりする例はあります。やはり、自分の目でDNA遺伝子疾患検査をして、その検査結果を見て他人様に対して大丈夫ですというのが本当かと思います。
猫のチャンピオンは、ショーの代金を支払い、ショーに出して6 リング審査をパスすればチャンピオンの資格を得ます。猫が良い悪いとかではなく、お鼻が多少長めでも、尻尾が曲がっている等の異常がないという証みたいなもので、猫が健康とか、クオリティが高いとかとは別物です。ショーに出せばチャンピオンになれると思った方が良いかと思います。
グランドチャンピオンも1回でグランドになった猫と、10 回出してグランドになった猫では、同じグランドでも価値が違うと、私は思っています。
8.お顔の多少のズレは一般的?尻尾のキック(先端が曲がっている)
お顔の多少のズレ(左右対象ではない)は異常と言えます。確かに猫は犬と違い、歯のかみ合わせが悪い事が多いですが、顔がズレて見えるのは普通ではありません。それは顔にゆがみがあるからで、歯が抜け替わる前に顔がゆがんで見えるのは遺伝的なものです。尻尾の先端が曲がっているのも正常ではなく奇形に近いです。ブリーダーならば、そういう猫が何度か産まれてしまったならば、その両親は繁殖ラインから外します。そのまま繁殖に使い続けるのは繁殖家の典型ではないかと思います。
9. 軟便な子猫(下痢)について
免疫力が高い時には、何度も検便検査をしてもお腹の寄生虫は発見されにくいです。新し家に行って1か月以内に下痢が続くようなら、先住猫がいた場合には、先住猫に寄生虫がいてうつされたか、子猫にトリコモナスやコクシジウムなどの寄生虫がいる場合が考えられます。
ブリーダー又は繁殖家のお宅に訪問して、悪臭を感じたら危険と思った方が良いと思います。ご対面の時だけ綺麗にしても、匂いは家にしみついています 10. エキゾチックショートヘアーに多い遺伝的疾患
代表的なのは、心臓肥大症・多発性嚢胞腎( PKD1.2.3 )です。不治の病なので治療薬はなく延命措置のみです。エキゾチックで一番多い遺伝的疾患は、心臓肥大症ではないかと思います。
PKDに限らず遺伝的疾患の子猫を迎えてしまったら、血統書に記載されている繁殖者へ連絡をして繁殖を辞めるよう言いましょう。不幸な猫を世に中に拡散させないためにも、そういう方の繁殖を止めるさせるのも、ペットを飼う方の役割かと思います。

子猫の可愛らしさだけを追い求めて飼われる方、有名なブリーダーから譲ってもらったからと安心されている方、こういう方こそが実は一番危険な猫とご縁ができている場合が多いかと思います。
子猫を迎え入れる事は、ご縁とタイミングですが、せめて、繁殖してはいけない猫から産まれた子猫を飼う事は、そういう方の存続を許すという観点から詐欺の片棒をかつぐのと同じかと思います。欲しいと思う猫がいたら、ショーには出さない、繁殖にも興味がありませんが、国内血統書以外にCFAナンバーをもらえますか?と、一言だけ聞いてみましょう!
最後にもう一度書きます。私一人で上記のような理不尽な方に立ち向かうのは限界もあります。不幸な猫を産ませたり、勝手に繁殖したりするような無責任な方から、皆さんが飼わない事が、猫に限らずペットも人も幸せになると思いませんか?それを、このブログを読んでいただいた方に真剣に考えていただきたいと思います。
いつか、皆さん同様に私自身も、ペットとして安心して飼える時代がきてほしいと切に願っています。
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外国産のご紹介 その8
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第 8 弾:アウトクロス ライン(我が家の猫の血統は入っていません)

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外国産のご紹介 その7
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第 7 弾:YDEN . LATIN LOVER ライン

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外国産のご紹介 その6
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第 6 弾 : SAN-FF. Purfurvid .D`EDEN LOVER ライン

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外国産のご紹介 その5
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第 5 弾: Parti-Wai. Maradan. Purfurvid ライン



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外国産のご紹介 その4
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第 4 弾 : SAN-FF..Boberan's. D'Eden Lover ライン




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